令和元年度の試験Ⅰ、3周目をしました。3周目ともなると「この問題は覚えている」と思うものと「え?こんな問題あったっけ?」と思うもの、あるいは「覚えているけど何だったっけ?」と思うものに分かれてきますね。
- 令和元年度過去問 3周目 試験Ⅰの結果
- 令和元年度 過去問3周目 試験Ⅰ のメモ
- 令和元年度 試験Ⅰ 問題1(2)撥音の音声
- 令和元年度 試験Ⅰ 問題1(8)補助動詞
- 令和元年度 試験Ⅰ 問題1(10)直接受身文における動作主の表示形式
- 令和元年度 試験Ⅰ 問題2(5)後で片付けますから、まだテーブルに置いて下さい
- 令和2年度 試験Ⅰ 問題3−A(2)声門
- 令和元年度 試験Ⅰ 問題3−B(6)言語記号は音形と意味との間に必然的な関係がない
- 令和元年度 試験Ⅰ 問題3−B(10)オノマトペの2拍の形態素に接尾辞が後接して動詞になる
- 令和元年度 試験Ⅰ 問題3−C(15)直前の要素だけでなく命題を取り立てる「も」
- 令和元年度 試験Ⅰ 問題7 問5 項目応答理論(IRT)
- 令和元年度 試験Ⅰ 問題8 問5 カルチャー・アシミュレーター
令和元年度過去問 3周目 試験Ⅰの結果
試験Ⅰの前半を終えたときは覚えていない問題が多かったです。後半については問題は覚えていたけど解き方があいまいなものが多かったです。
ですが、その結果は
100問中92問正解 92%
でした!試験Ⅰの結果としては今までで一番いい成績でした。
令和元年度 過去問3周目 試験Ⅰ のメモ
間違いが8問だけではありましたが、勘で当たったもの、正解の理由が薄弱なもの、また用語の意味と用語がはっきり結びついてないものについて深掘りしてメモしました。
令和元年度 試験Ⅰ 問題1(2)撥音の音声
「ん(撥音)」の音は次の音で決まる、ということ。
選択肢は「ん」の次がすべてタ行の音でした。イ列は調音点がずれるので、それが正解でした。
令和元年度 試験Ⅰ 問題1(8)補助動詞
補助動詞 とは動詞を補助する動詞なので本来の意味は薄れているもの。
持ってかえる の「かえる」は本来の「帰る」の意味のままなので補助動詞ではない。
令和元年度 試験Ⅰ 問題1(10)直接受身文における動作主の表示形式
選択肢はすべて直接受身文だった。こういう場合は、例と同じ使い方かどうかを見る。
「によって」で置き換えたときにおかしい選択肢が1つあってそれが正解。
令和元年度 試験Ⅰ 問題2(5)後で片付けますから、まだテーブルに置いて下さい
「置いておいて下さい」とするところを「置いて下さい」となっている誤りと同じ誤りを選ぶ問題。
置いて→置いておいて への置き換えはすべての選択肢でできた。「おいて」の意味。例文は「そのままにしておく」という意味だけれども、それ以外の選択肢が1つあってそれが正解だった。
令和2年度 試験Ⅰ 問題3−A(2)声門
3周すべてで間違えています。覚えられないようなので再度メモします。
有声音は、ほぼ閉じた声門を呼気が通過し声帯が振動
トイレにでも貼っておこうかしら…
令和元年度 試験Ⅰ 問題3−B(6)言語記号は音形と意味との間に必然的な関係がない
問題中の「必然的な関係がない」→きまぐれ、なんでもいい
恣意性 思ったままに→きまぐれ、なんでもいい
その他の選択肢で気になる用語
経済性 赤くて丸い食べられるもの→りんご 短く言える、経済的
令和元年度 試験Ⅰ 問題3−B(10)オノマトペの2拍の形態素に接尾辞が後接して動詞になる
これも3周連続不正解。でも例が3つ思いつかないですね…
〜なる 「なる」は接尾辞でない
令和元年度 試験Ⅰ 問題3−C(15)直前の要素だけでなく命題を取り立てる「も」
頭も冷やしたし、薬も飲んだがなかなか熱が引かない が正解。
頭を冷やしても、薬を飲んでも と言い換えられるから命題を取り立てる(?)。自分の解釈では。
令和元年度 試験Ⅰ 問題7 問5 項目応答理論(IRT)
受験集団のレベルやテストの難易度や運に関係なく共通の基準で比較し、個人のレベルを測れるテスト試験全体の良し悪しを評価するためには、個々の問題1つ1つを丁寧に見ていく必要がある
TOEFL、日本語能力試験(JLPT)、日本留学試験(EJU)、J-CAT(ウェブ上で受験可能)
IRT(項目反応理論)について理解したくて調べてこのページがわかりやすかったです。
令和元年度 試験Ⅰ 問題8 問5 カルチャー・アシミュレーター
カルチャー・アシミュレーター:異文化摩擦のエピソードに対する複数の解釈を通じて、多様なものの見方への気づきを促す活動
アシミュレーター、という聞き慣れない言葉のためはっきりと覚えられていなかったので調べました。翻訳は、assimilator→同化者???
カルチャー・アシミュレーター(英語)(””内引用) のサイトからまとめると、
culture assimilators 文化同化者 ”海軍研究局から、「すべての船員を米国の大使にする」訓練方法を開発するよう依頼され、その目的で始めた。その過程で複数の問題エピソードを集めて解釈することで目的を達するようになった。” ということから、異文化コミュニケーションの摩擦解消へも利用されるようになった。
ということみたいです。ことのはじめから知ると忘れない気がします!
今日の勉強時間など
勉強時間: | 3時間10分 【累計:170時間38分】 |
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勉強内容: | 令和元年度日本語教育能力検定試験 3周目 試験Ⅰ |
明日の勉強予定: | 令和元年度日本語教育能力検定試験 3周目 試験Ⅱ |