過去問も4年目に入り、平成30年度の過去問に今日から入りました。試験Ⅰの勉強をしましたが、今のところなかなか順調な感じでした。土日に見直した令和3年度の試験Ⅰは2回目なのに大分間違えていたので年度による問題の難易度が違うとひしひしと感じます。
平成30年度 試験Ⅰ 問題1〜5の結果と間違いパターンの分析
平成30年度 試験Ⅰ 問題1〜5 の結果は 50問中39問正解で、78%の正答率となりました。今のところ令和元年と全く同じ成績です。
間違いパターンを
- K:知識不足
- ☆:問題や選択肢の読みテクニック
として分析したところ、知識不足が6,問題読みテクニック不足が5となりました。
テクニックというほどのものでもなく「単に問題や選択肢をちゃんと読めてない」というものも☆としてあります。
ちゃんと読めてないせいで不正解になっているものが半分ぐらいあったので、いかに集中して問題を解くか、という姿勢が大事なんだなということですよね。集中力、をつけないと。
平成30年試験Ⅰ問題1〜5 でメモをした知識やテクニック
不正解だった問題や、正解でもあんまりよく分かってない意味のないようについてはメモをしています。
平成30年試験Ⅰ問題1(7) 【漢字の読みとつくり】
この問題は「読み」はばらばらで「作り」は全部ごんべんだったので、はて???と考えましたが正解が出せませんでした。
解説ページを見て、漢字の読みがごんべんを取っても同じになるものが4つあるので残りの1つが正解の選択肢ということがわかりました。なるほどー、と思ってさらにネットで検索してこのような言い方のものという事が分かりました。
形声文字 | その漢字のカテゴリー+音でできている文字。議、訪、誤、認 |
会意文字 | 漢字が出会って新しい意味になった文字。計 |
右側の漢字の音が実際の音と一致する場合は「形声文字」というんですね。いままでなんとなく右側が同じだから同じ読み?と思いながら知らない文字を読んだりしていましたが、「形声文字って言うんだ!」というエウレカ的な面白さを感じました。
平成30年試験Ⅰ問題1(13) 【比喩】
こちらは正解は出せたのですが、解説を読んでみると全然分かってないことが判明したのでメモしました。まず、
- 帰ったら必ず洗濯機を回してください
- 使って人は黒板を消してください
という選択肢を見たときに「比喩」でも何でもない普通の文、と思っていました。しかし学習者の視点で見れば「洗濯機を 回す?(あんな大きなものを)」「黒板を消す(消すって?捨てるってこと?)」のような受け止め方をされるのが普通です。
ということでこれら2つも比喩だったということに気づいてなかったです。この問題の趣旨は「すべて比喩だけれどもその種類が違う」ということだったようです。
比喩の暗喩(メタファー) | 特性や形態が似ている別のもので表現すること。追い風 |
比喩の換喩(メトニミー) | 近い関係(隣接関係)にあるもので表現する。洗濯機を回す、黒板を消す、永田町が騒ぐ |
「洗濯機を回す」みたいなものは比喩の換喩(メトニミー)なんですね。
平成30年試験Ⅰ問題3A (1) アクセントの統語機能とは?
選択肢に「統語機能」とあったのですが、まずこの用語の意味がさっぱり分かっていませんでした。
解説をいくつか参照して、毎日のんびり日本語教師さんの解説で、理解できた気がしましたのでメモしました。
「庭には二羽にわとりがいる」に見られるように、アクセントには1語をまとめ、言葉と言葉の切れ目を認識させる統語機能があります。
上の文をひらがなだけで書くと
にわにはにわにわとりがいる
となるので、アクセントをつけないとかなりややこしい音になってしまうんですね、なるほどと納得しました。
今日の勉強時間など
勉強時間: | 2時間50分 【累計:55時間45分】 |
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勉強内容: | 平成30年度日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ問題1〜5 39/50(78%) |
明日の勉強予定: | 平成30年度日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ問題6〜 |