令和元年度日本語教育能力検定試験 2周目 試験Ⅲ前半

今日は土曜日ですが平日あまり過去問を進められなかったため過去問をしました。過去問を2周解いてくると1周目間違った後に「理解できている」「理解できていない」の差がはっきりとわかってくるような気がします。

令和元年度過去問2周目試験Ⅲ 問題1〜8 の結果

問題をし終えたときは「もー全然、だめっ（自己嫌悪）」という気持ちになっていました。2周目なのに理解していないことが多すぎる、と感じたからです。

結果は

40問中30問正解 75％

だったので、自分が思っていたよりはできてはいました。ただ、偶然当たってるのではないか？と思えるところもあり、もっと自信を持って「できた！」と思えるようになりたいです。

問題3は5問中4問不正解とか正答率はかなりばらついていました。また正答していても実はよく分かってないところもあったのでまとめてみました。

文法カテゴリーという用語がなんだかわかりませんでした。はま先生の解説を見て、そういうことなのか！とは思ったのですがすぐに覚えられそうにはないのでまとめました。

ヴォイス	受身、使役、可能など動詞の形態が変化。食べてほしい（願望）、食べなさい（命令）、食べてもいい（許可）
アスペクト	１つの動作のどこをとらえるか。食べるところ（直前）、食べているところ（継続）、食べたところ（完了）
テンス	現在・過去・未来。いま食べる（現在）、きのう食べた（過去）、あした食べる（未来）
モダリティ	話し手の認識や聞き手に対する態度。気持ちが入ってる。食べてほしい（願望）、食べなさい（命令）、食べてもいい（許可）

ヴォイス、アスペクト、テンス、モダリティ

それぞれの意味はなんとなく分かってるような気もしていましたが、問を見ながらそれぞれに当てはめてみるぐらいに使いこなせるようにならないと問題を解くことができないと思います。ですので覚えるようにがんばります。

この問に出てくる「漸次的（ぜんじてき）」という言葉の意味をまったく逆に思ってました。調べるまでは「すぐに、一時」というような意味だと思っていましたが実際には

漸次的（ぜんじてき）：だんだん、しだいに

という意味でした。これでは問題は解けません😅。なんか覚えにくいので

漸 → 水に車がはまって少しずつしか進まない

イメージで覚えようと思います。

文法が苦手なので副詞は英語の勉強で覚えた「名詞以外を修飾するもの」というイメージしか持っていません。そのため、程度副詞とか様態副詞とか出てくるときはなんとなく全体の意味で考えたりはしていましたがこの問題はそれでは解けませんでした。

毎日のんびり日本語教師さんの解説ページで詳しく見てみました。

こうしてまとめてみても覚えられる気はしないのですが、、印刷して壁にでも貼っておこうかな〜と思います。

程度副詞だったら ○○な程度 と言ったときにおかしくないもの、ということに今気づきました！

この問題を前回も同じ理由で間違えていました。間違えた選択肢は

硬い書き言葉として用いられるという特徴を理解していないため

です。この固定イメージから抜け出せないみたいですが、実際には口語で

急遽出張に行くことになったので、出席できません

というような場合も、あります！たしかに。これを忘れないようにしたいです。正解は「突然の事態に対応する様子を表すという特徴を理解していないため」でした。

二重否定の「なくはない」の意味が否定と肯定の間、ということは分かっていたのですが、「否定寄りか、肯定寄りか」の2択で迷いました。

二重否定は「肯定寄り」ということです。まんざらでもない っていうぐらいのニュアンスでしょうか。

この問を考えるときにはっきりとしていなかった用語をメモします。

一般的な謙譲語	「お＋動ます形＋する＝お預かりする」「ご＋動ます形＋する＝ご案内する」
使役形	〜（さ）せる