試験Ⅱは音声の暗記表が書けるようになって飛躍的に成績が良くなるかと思いましたが、そうでもありませんでした。昨日行った試験Ⅰと比べると、覚えているところはほぼなく2回目も実力勝負でした。
令和3年度過去問2周目 試験Ⅱ
試験Ⅱに関しては音声問題だったため、最初から30分で1回の試験を行っていました。
結果は
40問中29問正解 73%
でした。1周目の結果が 26/40(65%)だったことを考えるとあまり伸びていません。またその当時は調音点・調音法の別もわからなかったし、口腔断面図の見方も全然分かっていなかったのに26問正解したというラッキーが今、自分の自信を失わせています。
また2回目を終わって不正解問題を再度聞き直してみるとまちがった問題11問中7問は正解が出せていました。時間がない中で聞いて答えるから間違えるのか、あるいは集中力が足りないのか対策をどうすればいいか悩みます。
令和3年度 試験Ⅱ 2周目の間違いやその他のメモ
他4問は2回目も間違えましたので、問題点を探ってみました。
コロケーション
前回の試験時は「コロケーション?なに?」と思っていたのですが今回はバッチリ共起語ということがわかっていたのに、正解で選ぶことができませんでした。
嘘をされた
という間違いの された ばかりに気持ちがもっていかれてしまい、「嘘を」という部分をすっかり気にとめていなかったために正解が出せませんでした。
以下のような例(日本語のコロケーション by はま先生)とコロケーションを結びつけたいです。
・「風邪を」と「引く」
・「傘を」と「さす」
・「サッカーを」と「する」「見る」
・「プラモデルを」と「作る」「組み立てる」「買う」
リキャストと明示的訂正の違い
リキャストの意味をはっきりと理解していなかったために選べませんでした。
リキャスト | 誤用の存在を明示せずに、間違っているところだけを正しく言い直す |
明示的訂正 | 間違いがあることを指摘した上で,正しい発話を提示する |
つまり、違いは「間違ってますよ。」と言うか言わないかで、言う方が 明示的訂正 言わない方が リキャストでした。
調音点 声門 の口腔断面図
調音点声門の口腔断面図が分かっていませんでした。歯茎から軟口蓋までは順番に舌の位置が後ろの方に移動しているのでなんとなくこれかな?という検討がついていたので一番最後の声門であれば「軟口蓋よりももっと後ろに舌」のようなイメージでいました。
しかしいくつかの資料で 調音点 声門 の口腔断面図 を見てみると舌はどこにも向かっていない感じでなんとなく口の空間が空いている感じのものが多かったです。
悔しいことに1回目はこの問題を正解していて、調音点もなにもわからなかった時は「は」と口の形を作ってみて答えていたので正解できたということがわかりました。
暗記表に頼るのも善し悪しってこともありそうです😢
今日の勉強時間など
勉強時間: | 2時間0分 【累計:97時間45分】 |
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勉強内容: | 令和3年度日本語教育能力検定試験(2周目) 試験Ⅱ 29/50(73%) |