過去問5年分の試験Ⅰを横断して勉強する、の4日目でした。4回も同じ問題を解いていてまだ、間違えるという…まぁそういうものですかね、と思います。 なぜその答えなのか、なぜ間違えてしまったのかをよく考えるようになりました。また毎日の聴解も続けています。
平成29年〜令和3年度過去問試験Ⅰ-4日目
5年分の試験Ⅰ過去問を7日間で終えるスケジュールの3日目です。試験Ⅰの 問題4〜問題7を5年分解きました。
過去3回は解いている問題ですが、解き方を完璧に理解できていなかったりしてまだ間違いは起こっています。
結果は、
全体としては88%でした。平成29年度の問題が全部できたのはうれしかったです。
間違えたところなどを見直しました。
平成30年度 問題5 問3 テストの妥当性
テストの妥当性と信頼性がごっちゃになっていて間違えました。
妥当性:測ろうとしている「能力」が正しく測れているか?聴解なのに読解力が必要など別の能力が必要。
信頼性:その人の「能力」が測れるテストかどうか?問題文が不明確。選択肢が少ない。聴解テスト時の騒音。
こうやって見ると選択肢の中に4技能(聞く、話す、読む、書く)が入っていたらその能力は測ろうとしている能力かどうか?を考えると良さそうと思いました。
平成30年度 問題7 問4 カリキュラムデザイン
シラバス、カリキュラムデザイン の内容が把握できていないようです。
学習項目というと「今日はこれを学びます〜」などと授業で言いそうなのでカリキュラムデザインの時にも使いそうと思ってしまいましたが、日本語教育能力検定試験での「学習項目」は シラバスデザイン で決めるものと覚える。
平成30年度 問題7 問5 適切な教材を選定
コースデザイン>シラバスデザイン>カリキュラムデザイン
の順にということを忘れてしまっていたために間違えました。
令和元年度 問題5 問1 技能シラバス
技能シラバスと機能シラバスを混同してしまった。
技能=4技能(聞く、話す、読む、書く)を使う
機能=言葉を使って何をしたいのか?
令和2年度 問題6 問2 最も適当なもの
これは「最も適当なもの」を選ぶ問題だったのに、「不適当なもの」を探してしまいました。
うーん、「不適当なもの」に注意することはできても逆は難しい😢
令和2年度 問題6 問4 プロフィシェンシー
プロフィシェンシー=熟達 と直訳して考えても分かりません。
はま先生の解説によると
日本語教育においてプロフィシェンシーとは、日常生活の具体的な場面で、何かをお願いしたり、断ったりなどの課題を遂行する能力のこと。
https://www.hamasensei.com/2020-1-6/#toc16
ということなので、日本語教育能力検定試験では プロフィシェンシー=課題遂行能力 と考えた方がよさそうです。
令和3年度 問題5 問1 生教材
いつもどちらかなんだけどな、と思って選び間違えます。これ難しいですよね。
・映画やアニメなど、母語話者向けに作られているもの
・演劇や落語など、実際に目の前で演じられているもの
演劇や落語がどうして生教材でないのか?をいろいろ解説を見てもどうもわからないのです。
いろいろ考えてみて映画やアニメに比べて演劇や落語の「方が」台詞回しや言葉の年代が今の日本語より若干遠いところにある可能性が高いので、現代の日本語を学ぶ学習者にとっては生教材として適切じゃないのかな?
とか
「母語話者向けに」とはっきり書いてあるのでそちらを選ぶべきなのかも
という2つの観点で覚えたいと思います。
令和3年度 問題6 問3 プロジェクト型学習
プロジェクト型学習は読む・書く・聞く・話すの4技能を総合的に伸ばして、コミュニケーション能力を高めるという目的で行う。
ある程度複雑で、データや資料の収集が可能、グループでの議論や試行錯誤が起こる
そのようなものを選ぶこと!
毎日の聴解 令和3年度試験Ⅱ 問題2、3、6
令和3年度の試験Ⅱの問題2,3,6の聴解問題をしました。結果は
22問中21問正解の 95%
でした。過去5年分の試験Ⅱ問題2,3,6はとりあえず100%できるところまでやりましたがやはり、時間をおくと間違えも出てくるようです😅。
間違えたのは 「れんしゅー」を「れんすー」と言った問題で、「し」と「す」で考えてしまったために母音の「い」と「う」の違いと考えてしまったからでした。
「しゅー」は「い」ではなく「う」でした(伸ばした部分の母音)。
またよく考えれば「し」と「す」は調音点が違うのでこれが正解ということです。
今日の勉強時間など
勉強時間: | 2時間40分 【累計:254時間5分】 |
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勉強内容: | 試験Ⅰの5年分横断4日目 令和3年度 聴解 |
明日の勉強予定: | 試験Ⅰの5年分横断5日目 or 模擬試験 |