2周目の2年目に入りました。令和3年度がとってもとっても難しかった、という記憶が鮮明だったため「令和2年度からは簡単に…」なんて思ってましたが大いに間違っていました!
令和2年度日本語教育能力検定試験 試験Ⅰの結果
2周目から試験Ⅰは問題1〜5と6〜15の2回に分けて40分ずつの時間割で行っています。朝行った問題1〜5の出来があまりにも悪かったため、とっても落ち込んでいました。いつもは集計する合計点や正解率もだしませんでした。
午後に行った6〜15の感触がまぁまぁだったため、少し気を取り直しました。結果的に
・100問中72問正解 72%
とはなりました。しかし、めっちゃ難しかった令和3年度の2周目が81%だったことを考えるとやっぱり落ち込むほど悪かったです。
ちなみに午前中の正解率は66%とやはりひどいものでした。
あ、でも1周目は
・100問中60問正解 60%
だったから 12%もアップ! とあげてみます。
令和2年度試験Ⅰで覚えるべき事をメモる
というような令和2年度なので覚えるべき事はたくさんありますので、考察しました。
学校文法を今からでも覚えるべきなのか
1周目にも「全く分からない〜!」と思ったのが、学校文法でした。日本語教育に関する文法は過去問にもたくさん出てくるし勉強しているので少しは分かっているのですが、学校文法は勉強していないので(学生時代大の苦手でした)全く分かりません!
しかし、令和2年度でしか学校文法の問題を見ていないので「ここまで苦手なものかつ試験に出るかどうかわからないもの」を今更覚えるべきかどうか?は悩みます。
とりあえず「音訓」がはっきりしない(知ってるんですよ…どっちかが中国語読みでどっちかが日本語読みかってことは…😅、でもどっちも音読み?なので覚えられない)のを、家族に協力してもらって今日覚えました!音訓の別が分からなくて解けなかった問題があったので…
談話能力と社会言語能力
談話能力だけを考えると「会話がちゃんとできること」と思ってしまうので、敬語など立場に考慮した話し方も談話能力、といってもいいのではないかと思ってしまいます。
しかし、日本語教育能力検定試験で談話能力という問題が出たときは
会話を構成する能力。あいずちや適切なフィラー(えーと、あのー)を使ったり、「では、そろそろ」など。
を指して、敬語など立ち場に考慮した話し方は 社会言語能力 と考える。談話能力と社会言語能力は並列している能力。
語用論的転移 語用論とは?
他の問題でも「語用論的○○」という言葉が出るたびに「???」となっていました。そのたびにメモはしていますがピンきていませんでした。今回見た解説の中で
語用論=その言語でのルール
というものがあって、「あ!なるほど」とやっと思えました。転移 は元の場所から別の場所に移動するという事だから、語用論的転移は「母語の言語ルールを第2言語にも適用してしまうこと」という意味ですね。
メトミニー
鍋を食べる のときの「鍋」のように、実際にそのものではないけど近いものを使って表すこと。省略したり、あえてその名前を使わずに換喩(かんゆ)すること。
語源が分からないと覚えにくいので検索したらこちらのページを見つけました。
「示したいもの」の代わりに、近くにある「別のもの」を利用して伝える比喩表現を「メトニミー(換喩)」
メトニミーの語源はギリシャ語のチェンジ・オブ・ネーム、「名前を変える」です。あるものを指したいけれど、ダイレクトには呼びづらいから、近くの別のものを借りる。これがメトニミーです。
「やかんが沸騰した」はなぜ伝わる?比喩から考える言葉の不思議
チェンジオブネーム、ですね。昔だったら、ディスコにいた黒服(黒いシャツを着たお店の人)とかがメトミニーですね。
バイリテラル
バイリンガルの問題で出てくるこの言葉を「話すのと読むのができる」と勘違いしていました。実際は、
バイリンガルの中でも、2つの言語の「読む」「聞く」「話す」「書く」の4つの技能を同時に修得している状態
でした。天才バイリンガル、って感じですね。
今日の勉強時間など
勉強時間: | 2時間50分 【累計:103時間35分】 |
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勉強内容: | 令和2年度日本語教育能力検定試験(2周目) 試験1 72/100(72%) |