改訂版 日本語教育能力検定試験に合格するための基礎知識 を読み始めて3日目の今日は「教育」の章でした。他のテキストで学んだときもそうでしたが「教育」の勉強はやはり興味深く楽しかったです。
日本語教育能力検定試験に合格するための基礎知識 DAY3
土曜日なので家ではなく、近くのコワーキングスペースに来て勉強をしました。家にいると本を読んでいてもとてつもなく眠くなってしまうのですがコワーキングスペースだと集中して勉強することができ、眠気も全く出ません😃。静かで机も広く、まわりももくもくと何かをしている人たち…そんな環境が良い影響を与えてくれるようです。
今日読んだ章は主に「教育」に関するもので興味深い内容でした。
本を読みながらアプリ(WordHolic!)に取り込む用にGoogleスプレッドシートにメモしながら勉強をしています。今日メモをした内容はこんな感じです。
| 用語 | 意味 | 
|---|---|
| ファティック | phatic 〔言葉・身ぶりが〕交感的な、儀礼的な、社交上の | 
| スキーマ | 概念の集まり。家、ボールなどサブスキーマ(台所、テニスボール)を持つもの | 
| スクリプト | 時間の流れに沿って話の筋があるような一連のスキーマ。メニュー→注文→食事→支払い | 
| ボトムアップ処理 | 階層構造のスキーマを低い層から上方へ処理する過程。単語→文→文章 | 
| トップダウン処理 | 高次のスキーマから下方へ向かう。文章を背景知識や自分の経験を使って予測して内容を推測して理解すること | 
| ノンインターフェース | 日本人は日本語の文法を知らなくても正しく使うことができる | 
| インターフェース | 文法や単語を勉強すれば、感覚的・無意識的に言語が使えるようになる | 
| インプット仮説 | 聞く、読むのインプットを受けることによってのみ習得が進む | 
| アウトプット仮説 | 相手に理解できる、文法的に正しいアウトプットを行うすることで言語の能力が向上する | 
| メタ | 高次の、超える | 
| イマージョンプログラム | immersion 没入。その言語とふれあう時間が多ければ習得が早い | 
| サブマージョン | submersion 潜めさせる。家庭で現地語を使わない子どもが学校で現地語で授業を受ける。言語の習得に長い時間がかかる | 
| 継承語教育 | 親から言語を受け継ぐ | 
| CEFR セフアール | 欧州評議会が作成した外国語学習新興のために作成した。教育内容や学習成果の評価の基準 | 
英語が元のカタカナでその単語を知らないものについては英語で覚えた方が覚えやすそうだったので調べてそれもメモしています。また、自分が理解できるようかなり簡略化しちゃってるので間違ってるところもあるかもです。「これは、違うぞ!」みたいなところがあったら教えていただけるとうれしいです。
地域の子ども向け日本語教室に見学という形で参加しました

先週は地域の国際交流センターに初めて行ったのですが、今週はそちらで行われる子どもの日本語教室に見学という形で参加してきました。
小学生中心の参加者に1対1で日本語のドリルなどを使ってでボランティアの皆さんが日本語を教えていました。日本語教育能力検定試験の勉強で学んだとおり、参加者は中国からのお子さんが多かったです。
またボランティアの皆さんと話した中で「小学校に行ってボランティアをすることがある」ということを聞いて「それって取り出し指導ですか?」と聞いてみたら、「そうです!」と言われ、あぁ学習したことばが通じた…楽しい!と思いました。この状態をアウトプット仮説っていうのかも?
日本語教育能力検定試験の勉強をしている自分と日本語学習者って時々こうやって重なるときがあるような気がします!
日本語教育能力検定試験の勉強と並行してこちらの日本語教室ボランティアもやっていきたいと思っています!
今日の勉強時間と内容
時間:2時間
内容:改訂版 日本語教育能力検定試験に合格するための基礎知識 P.88〜129
  
  
  
  
