毎日の勉強ルーティンが変わって2日目になりました。「日本語教育能力検定試験 対策問題集」は内容が濃く掘り下げられているので、なにもわからなかった時に読んでいたら「???」な内容だと思うのですが、ある程度勉強してから読むとかなり興味深いです。
毎日の聴解 令和2年度試験Ⅱ 問題2、3、6
令和2年度の試験Ⅱ 問題2、3、6をやってみました。結果は
22問中20問正解の 91%
でした。昨日は77%でちょっと落ち込んでましたがこの年度は良かったです。
昨日、特殊拍と拍の長さがどちらも違うときは特殊拍、と勘違いしましたがそれは間違いでした。
問題2で「拍の長さ」「特殊拍の○○」があるときの解き方
- 拍の長さを 正しい場合 と 誤答の場合 の両方を数えて違っていたか?
- 同じだったときは特殊拍(っ、ー、ん)が入ったかどうか?
1.でYesのときは「拍の長さ」 2.でYesのときは「特殊拍の○○」が正解。の順番で考える。
聞いて(3拍) | 聞って(3拍) | 特殊拍の種類 |
こきょう(3拍) | こっきょう(4拍) | 拍の長さ |
日本語教育能力検定試験 対策問題集 2.言語と社会
「日本語教育能力検定試験 対策問題集」の2.言語と社会を勉強しました。私が解いた範囲の過去問で出てこなかった用語や出てきていたけど覚え切れてないものなどをまとめました。
ノンバーバールコミュニケーション | 言語によらないコミュニケーション |
パラ言語 | ノンバーバルコミュニケーションの内、音声に関する(声の質、声色、間の取り方など)もの |
会話分析 | 会話の規則性を開始部+本題+終結部からなるなどの分析をする。その中には隣接ペア、挿入連鎖、隣接ペアより大きいまとまりのムーブなどがある。 |
ポリティカル・コレクトネス | 差別的な表現をなくす。看護婦→看護師など。 |
語用論 | 特定の文脈・状況の中での発話の解釈。状況により言外の意味が含まれるなど |
協調の原理 | 4つの公理。量の公理、質の公理、関連性の公理、様式の公理 |
コードスイッチング | 異なる言語を切り替えること |
スピーチレベルシフト | 同一言語内で丁寧語、ため口などを切り替えること |
挿入連鎖(拡張) | 隣接ペアの間に隣接ペアが入ること。「明日の連絡はOKですか?」「誰への連絡だっけ?」「Aさんに」「それならOKです」みたいな。 |
等語線 | 方言の語形の境界線 |
逆周圏分布 | 中央に古い現象が残存しており、その周辺により新しい現象が存在する様な地理的な分布現象。ら抜き言葉。 |
イラストレーター | 言葉を補うための動作や絵や記号。腕を拡げて大きさを表したり、絵文字を使うなど |
日本語教育の参照枠
「日本語教育の参照枠」は今後の日本語教育の包括的な枠組みとなるようです。
アルクさんのWebサイト「日本語教育の参照枠」の活用のための手引 にまとめがあるようですがこちらだけでもだいぶたくさんの内容になっています。元の文書は文化審議会国語分科会(第80回)で150ページ以上あるそうです。
ちらっと見たのですが、資料3−3 「日本語教育の参照枠」の広報素材について はイラストも豊富でわかりやすそうで、まとまった内容が4ページで書いてあるのでまずはこちらを見て概要がつかめたらいいなと思いました。ダウンロードして印刷しようと思います。
日本語教育能力検定試験 対策問題集 は自分にはちょうどいい
この「日本語教育能力検定試験 対策問題集」なのですが、内容がディープで過去問からとは限らない範囲の内容となっているため、取り組む時期や取り組むべきかどうかなどTwitterでいろいろな発言を見ています。
まだ2日しかこの対策問題集を使って勉強をしていないのですが、自分にはちょうどいい問題集だと思い始めました。
今の自分は
- 過去問5年分は3周終わっている→過去問の内容についてはある程度おぼえた
- 実は赤本を読むのがとても苦手で、辞書代わりにしか使っていない
とうような人です。思い返せば学生時代から参考書というものが苦手で問題集ばかりしていました。問題集をやって分からないところだけを参考書を使う、という感じです。
人それぞれ得意不得意があると思うので、私のようなタイプで過去問がある程度終わってる人には「日本語教育能力検定試験 対策問題集」は向いているかもしれません。
「日本語教育能力検定試験 対策問題集」の解説を読んでいると今まで過去問で覚えた知識の点が線になって結びつくことがあり、そのあたりがとても面白く感じています。
今日の勉強時間など
勉強時間: | 3時間0分 【累計:207時間43分】 |
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勉強内容: | 聴解 令和2年 対策問題集 2.言語と社会 |
明日の勉強予定: | 聴解 令和元年 対策問題集 3.言語と心理 |