2022年令和4年度日本語教育能力検定試験に合格し、2023年暮れから日本語学校非常勤講師として働き始めました。そして、2024年4月から放送大学生となりました!非常勤日本語教師が放送大学に入った経緯や卒業までの計画について書いてみます。
オーバー60でも非常勤日本語教師になれたよ
非常勤日本語教師になったのは2023年の暮れからです。本業が今ひとつ伸びないし、オーバー60の私には一般の求人も門戸が狭く、よく考えたら日本語教育能力検定試験の資格を活かしたい!と思い始め、日本語学校の門をたたきました。
最初は2つの学校を掛け持ちでしていたのですが、授業準備が大変すぎて一つの学校は本当に申し訳なく思っていますが辞めることとなりました。週に1回の日本語学校は授業準備もそれほど負担ではないので、現在も勤めております。
非常勤講師になって、だんだんと授業も楽しくなってきました。また、常勤の方と違って授業がない学期と学期の間のお休みは長いのでのんびりしてしまいます。その分収入はなくなりますが、本業のITやいろいろとやってなんとか食いつないでいる状況です。
放送大学に入ろうと思ったわけ
授業準備が大変すぎて一つの学校を辞めた後に「進学目的でない日本語学校」の求人を見ていました。そこでよく目にしたのが「四年生大学卒」という条件です。「面白そうだな」「やりがいがありそうだな」と思った求人に限ってその条件が付いていることが多くだんだんと ほっ放送大学… という気持ちが高まってきました。
そもそも日本語教育能力検定試験を受けたのも「大卒の資格がなくても日本語教師になる方法」ということを検索して受験することを決意しました。実際、大卒でなくても取ってくれる学校は多いのですが日本語学校でもその種類を絞っていくときにやはり大卒でないということが不利に感じました。
別の話なのですがコロナ禍が始まってからYouTubeで歴史などの番組を見ることも多く「学ぶって楽しい、学生のうち人もっと勉強するのだった」という気持ちもありました。
そんなこんなで「えい!」と放送大学に入学することを決意しました。またXで、日本語教師関連のみなさんからの応援もあってそれが後押ししてくれたことも理由になっています。
4年で放送大学を卒業するには?
目的の1つが「大卒資格」なので最短の4年で卒業したいと思っています。計算したところ4年で放送大学を卒業するには124単位を取らないといけません。
それを4年間で割ってみると、
124 ÷ 4 = 31
1年で31単位を取得するのが最低ラインです。
1年第第1学期の履修は11科目21単位取りました
ギリギリになってしまうと最終年で焦るので少し多めに取るとして、最初の1年の第1学期で21単位を取ることにしました。かなりハード😅ですが、なんとかなるのか(ならないのか)まずはやってみようと思います。
1年第1学期の履修は以下のように取りました。
教科書が届くまで気づいていなかったのですがオンライン以外の科目は5月29日までに「通信指導」というものを提出しないとならないです*1。それを提出しないと単位試験も受けられない、という厳しいものでした。そのため、5月29日までに上記の勉強が終わるようなスケジュールを考えてみました。
*1 これは誤りでした。全体の半分ぐらいの勉強が終わっていれば「通信指導」の範囲は終わります
勉強の仕方もまだ定まっていないので目安として授業の時間数を合計して一日何時間勉強すれば、目標の5月29日までに終わるのか?という計算をしました。
時間数 158時間
1日4時間勉強するとすると 158÷4=39.5日
1週間5日x4時間=20時間とすると 158÷20=7.9週 5月29日までに終わる予定
です。しかしこれは全部の授業を視聴した場合なので、もしかすると視聴の時間を早回ししたり、視聴しなくても勉強する方法などを紹介しているブログも見つけたのでそちらも参考にさせていただこうと思ってます。
6月の勉強と7月の単位認定試験の勉強予定
ということで5月までに勉強が終わっているといいのですが、間に合いそうにない場合はオンライン科目を後回しにしようと思います。オンライン科目は「通信指導」「単位認定試験」がなく、提出課題、小テスト、レポートなどで判定されるのでなんとか6月に詰めて勉強をすれば間に合うのでは?と思っています。
7月15日からの単位認定試験の勉強は過去問をWAKABAでダウンロードして勉強しよう!と思ってます。
日本語教育能力検定試験と同じような気持ちになりました
こうやって無理なスケジュールを立ててみましたが「できるのか?」「単位取れるのか?」などいろいろ不安があります。2022年に日本語教育能力検定試験を受験しようと思い、勉強をしていた頃も同じような気持ちでした。
数ヶ月の事ではありましたが日本語教育能力検定試験の勉強はハードでプレッシャーも高かったですがなんとか成し遂げられたので「今回もきっとできる!」と思って大学の勉強にいそしもうと思っています。